柴田杏里静岡ギター教室発表会

今年も発表会の季節がやってまいりました。
私が通う柴田杏里先生の教室の発表会です。

会場は毎年おなじみの、静岡駅前のAOIホールです。
ここは弦楽器との相性が非常に良く、素晴らしい音響です。

朝9時半頃会場に到着すると、すぐにステージでの練習でした。

私の今年の演目は、J.S.バッハ無伴奏バイオリンパルティータ2番のアルマンドジーグです。

アルマンドは昨年12月のギターフェスティバルで演奏したため、気持ち良く弾くことが出来るのですが、問題はやはりジーグです。
これがその楽譜です。

忙しくて楽譜を作る暇が無く2日前にやっと繋がった一枚の楽譜にしました。
そのため、見慣れない楽譜にちょっと違和感?があります。(汗)

ジーグは組曲の終曲などに良く用いられる3拍子もしくは3拍子系の変拍子の舞曲(バッハの場合は曖昧な曲もありますが)で、ある程度以上のスピードで弾くとかっこいいのです。
組曲の最後を盛り上げるために一気呵成に弾ききる必要があるのですね。

しかし、いつも通りの練習不足もあり、なかなかバイオリンの様に弾けません。
ギターの方が楽器が大きいので小回りが効かないのはしょうがないのですが、早いパッセージが苦手な私にはハードルがちょっと高めです。(笑)

リハ室に戻り先生に、今更悪あがきしても仕方ないですねぇ・・などと言ったら、遠藤さんの場合ふだんの練習量が少ないので、最後まで諦めずに練習すべきです、と言われてしまい・・・おっしゃる通り・・と思い直し、ギリギリまで練習を続けました。


あっという間に本番の時間となり、いつものように舞台そでで待機です。

私の演奏順は、なんと1部の2番目でした。
今年はなぜかバッハを弾く人が4人もいたため、私がバッハのトップバッターでした。

本番は途中でいろいろありましたが、大きく崩れること無く、なんとか無事に終わりホッと一安心でした。


実はこの教室の演奏レベルはとても高く、みな大曲を弾きます。
最後の永田さんなどは、あろう事か「アランフェス協奏曲」をピアノ伴奏で全曲弾くなど、練習嫌いな私から見れば暴挙、いや快挙を成し遂げ、凄いの一言でした。


最後は先生の演奏で盛り上がり、感動の内に会は終了です。
観客を見送った後、いつものようにステージで記念撮影です。

みんな一年間の成果を出し切り晴れ晴れした表情です。ご苦労様でした。
この後、恒例の打ち上げでしたが、大変楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
また来年もAOIホールの予約が取れたため、一年後の発表会まで充電ですね。


ヤギモク 遠藤