ユニバーサルデザイン・工芸研究会 第2回講習会

先日、静岡県工業技術研究所で本年度第二回目の講習会(ワークショップ)が開催されました。

今回のテーマは、「Inkscape(インクスケープ)の使い方を学ぶ」でした。

Inkscapeとは、フリーのドロー系ソフトですが、とても使い勝手が良く、「イラストレーター」に近い操作性で広く使われています。
ここまで高性能なソフトがフリーなんてまさに驚きです。実は私も持っているのですが、これまでほとんど触っていませんでした。
このワークショップを期に、ちゃんと使えるようになりたいですね。

今回のワークショップは午後1時から4時半までの3時間半と、内容の割には短時間なのです。
講師を務めていただいたユニバーサルデザイン科の多々良科長さんが事前に作り込んだメニューをテキパキこなし、何とか帰りまでに全員が「一応さわれる」と言うレベルに届いたのでは無いかと思います。

まずは基本的な内容の説明から入り、ソフトの機能説明がありました。
そしてさっそく、「レイヤー」や「オブジェクト」「ベジェ曲線」「ブーリアン演算」と言ったドロー系には欠かせない知識を、事前に用意されたデータを触りながら理解しました。


次に、ロゴタイプを自分で作成するという課題です。

「秋」という文字を長方形のオブジェクトを調整して文字に仕立てます。
やってみると意外と簡単で楽しい作業でした。

更に写真をトレースしてイラスト作成にチャレンジです。

本来なら、ここで私の作ったイラストをお見せしたいのですが、USBメモリーを持っていかなかったため、残念ながら紹介出来ません。(笑)


最後は絵葉書の作成の練習です。



研究会では、この様なソフトウェアーのワークショップを開催するのは2度目ですが、今回も大変好評でした。
短時間ですべてを憶える事は難しいのですが、これから少しずつ使うことで、日常の仕事にぜひ生かしたいと思います。


ヤギモク 遠藤