2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘイリ芸術村

ソウル郊外にあるヘイリ芸術村を見学しました。 ここは、韓国の著名な芸術家のみが住むことを許された村です。造形作家や音楽家、建築家、文学者など、様々な芸術家のこだわりのある建物が並びます。個性の強い建物には色々なマテリアルが象徴的に使用されて…

ソウル大学でのシンポジューム

ソウル大学で「Internashionarl Symposium of Timber Engineering in Seoul」が開催されました。このシンポジュームは、ソウル大学と東京大学、岐阜県木材協同組合連合会の3者が合同で開催したものです。 最初にそれぞれの大学の紹介があり、参加者の自己紹…

Kyunghyang ハウジング・フェアー

韓国最大のハウジングフェアーを見学しました。毎年行われるこの建材展は全体としては日本の規模より小さいですが、それぞれのブースの造り込みは、かなりの費用を投入したものも多く、バブル時の日本の展示会ブースのようでした。 日本からの出展もあり、日…

静岡大学に強力な助っ人登場

昨夜、東大木質材料研究室先輩の小林研治さんの個人的な歓迎会をしました。 小林さんは博士課程を修了後、この度、静岡大学農学部、環境森林学科、住環境構造学研究室に助教として来られました。この静大住環境構造学研究室とは、木構造の世界では知る人ぞ知…

大スパン木造の見学

昨日千葉県印西市で東大木質研の見学実習が行われました。 この建物は稲山正弘先生が構造計画を担当されたもので、梁間スパン15.3mの弓状の張弦梁で屋根掛けした建物です。稲山先生から直接構造の説明をしていただけるとの事で、直前の招集にもかかわらず遠…

Q値現場測定その2

分譲住宅のQ値測定装置を3日間続けました。今日は機材の撤収です。 現場では雪が降り、あいにくの天候でした。 測定は順調に終了しました。 各室温をパソコンがグラフで表示しています。家中に置かれた9台のグローブ球温度計の温度は1度以内の範囲で安定…

坂本雄三先生の授業

昨日、工学部建築学科の「建築熱環境」の期末試験がありました。 この授業は冬学期(後期)に開講されたもので、10月から1月まで4ヶ月、全13回のシリーズです。序章 環境時代における建築環境工学 第1章 人体と熱環境 第2章 建築部位の伝熱特性 第3…

Q値の現場測定

坂本雄三先生の「住宅環境特論」という三日間の集中講義中に、Q値の現場実測が高い精度で行える、との話がありました。先生にはエピオス工法のアルミ輻射熱反射を利用した空気層の実測結果を元に、空気層の熱抵抗に関する疑問点などをいろいろと相談してい…

樹木の呼吸量推定の手法

本日の日刊木材新聞に「樹木の呼吸量の推定手法開発」という記事が載っていました。 森林総合研究所が発表したこの手法を使うと、森林の炭素貯留量の正確な推定をする事が可能とのこと。 昨年お邪魔した時の森林総研の試験棟 これは熱帯雨林からシベリアまで…

杉山英男の語り伝え

2年ほど前、東大弥生講堂で「木質構造研究会」のイベントとして杉山英男賞の授賞式がありました。 その場でこの「杉山英男の語り伝え」という本が参加者全員に配られました。 杉山英男先生と言えば、日本の木質構造の恩人であり、偉大な先駆者でした。 この…