上棟式

今日は袋井市岡粼でO様邸の上棟式が有りました。
梅雨時期なので心配でしたが、幸いにもここ数日間は晴天に恵まれ、作業はとてもスムーズに進みました。
炎天下で頑張ってくれた職人さん達には感謝ですね。もちろん現場監督の池谷君も。

この建物は木造平屋建ですが、最近はこの様な平屋住宅が徐々に増える傾向に有ります。
敷地に余裕があれば終の棲家として最適です。

空間にダイナミックさを加えるため、居間の天井は屋根に沿って勾配天井になっています。
一番高い部分は5.7メートル程あり、屋根の上に突き出ていて、北面から採光を取ります。

平屋とはいえ周囲の足場は先行して施工します。

落下防止のネットもしっかり張って高所作業の安全を確保します。

そして居間には長さ5メートルの太い柱を象徴的に使っています。(真ん中に見える紙を巻いた柱です)
これは静岡市の製材工場で、下見した丸太の中から挽いてもらった150ミリ角(5寸角)の杉です。
この様な柱を4本使い、柱間には4メートルの杉の梁が掛かります。
小さなお子さんがいるので、梁にはブランコなど吊したら楽しいなどと勝手に思っています。


丸太を見に行った時の様子です。

静岡県には良質な木材を産出する山がたくさんあります。
更に多くの地域材を使えるように、私たちがもっと努力する必要が有りますね。
がんばります。


ヤギモク 遠藤