クラシックギターフェスティバル

友人の杉山さんが毎年開催しているクラシックギターフェスティバルに今年も参加しました。
12月初旬の土曜日におこなわれるこのイベントはすでに18回を数え、私もかなり以前から毎年参加してきました。
ここ数年は6月の柴田杏里ギター教室発表会に出した演目を12月に再度演奏するというパターンが続いています。
今年も6月の発表会で弾いたバッハのプレリュードとフーガとアレグロからプレリュードとフーガを演奏しました。
会場は恒例の清水の船橋舎さんです。
会場に到着するとすでにみんな練習中でした。

午後1時開演ですが午前中から皆全力投球、と言った感じです。
もちろん私も同じです。

前日にあまり楽器を触れていない状態でしたので結構焦っています。
直前に爪の長さを調整しすぎて短くしすぎたために弦の感触が違います。
これは結構危険ですね。

ともあれリハーサルが終わり本番が始まりました。
私は第二部の2番目です。
直前の演奏者がフルートとギターの二重奏でプロ顔負けの素晴らしい演奏だったためプレッシャーが掛かります。
この会場はすぐ目の前に観客が居て、全員がギター奏者という恐ろしい環境です。
普段ならまともに弾ける曲でもなかなか上手く弾けません。

毎回楽譜を見ながらの演奏ですが、私の場合楽譜への集中力がとぎれると楽譜を見失い演奏が止まってしまう危険が有るのです。
おっかなびっくりでスタートしました。プレリュードは何とか無難に終わり、ホッとして次のフーガに突入です。
途中でなぜか突然楽譜の運指が気になり、じっと見てしまいました。その結果、演奏が一瞬止まってしまったのです。実際には短い時間でしたが本人にはとても長い時間に思えたのです。何とか持ち直し最後まで弾きましたが顔面蒼白とはこの事でした。世の中なかなか上手くいかないものですね。
良い勉強をさせていただきました。

途中で浜松のギター製作家の江崎秀行氏の新作ギターの紹介が有りました。


これらのギターをギタリストの上遠野忍さんが試奏してそれぞれの特徴を紹介しました。
今年のMCはSBSラジオでキャスターをしている杉本未希さんでした。

ゲスト出演でアルパ奏者の長島さんがステージを盛り上げます。

すべての演奏が終わったのは午後6時で、なんと5時間にもおよぶ長い演奏会でした。

最後は全員で記念撮影です。

もちろん終了後は恒例の打ち上げです。
皆緊張から解放されて楽しいひとときを過ごしました。

家に帰るとテレビで皆既月食のニュースが流れていました。
久し振りに月をゆっくり鑑賞しました。

昨年の様子です。
http://d.hatena.ne.jp/aldy/20101213



ヤギモク 遠藤