稲山正弘先生の教授就任パーティー

木質材料学研究室の稲山先生の教授就任が決定し、神楽坂のレストランでパーティーが有りました。
研究室のメンバーはもとより、木造建築コースやそのOBなど40名が集まりました。
会場に着くとさっそく余興のためのプロジェクターのセッティングです。

まず初めに安藤先生から祝辞が有りました。

そして全員で乾杯です。

歓談の後、研究室メンバーが準備してきた「稲山物語」がスタートしました。
先生のこれまでのいくつかのエピソードを、勝手な解釈でおもしろおかしく拡張したパロディーでした。

学生時代、まだベルリンの壁が有った頃、壁の前で記念撮影をしようとして間違って警察に連行された話。

冬のフィランドで道に迷い凍えそうになった話などを、影絵を交えて披露しました。

その後、先生から釈明のお話しが有り、一同大爆笑でした。

ベルリンの壁では、セルフタイマーで記念撮影しようとして壁に飛びついた途端、警備兵が駆け寄って来た様です。
その時自分はツーリストだとドイツ語で言おうとしたが、どうもテロリストと発音してしまい、逮捕され、その後所持品などからツーリストだと認められ釈放されたとの事でした。
また、フィンランドでは、シベリウス記念館に行ったのだが、季節が冬だったため休館中で、吹雪の中で困ったとの話でした。フィンランドに行く場合は夏がお勧め、との事でした。

宴もたけなわの頃、一同からの記念品と花束の贈呈です。


先生は自他共に認める「雨男」で、記念品には携帯用の傘なども有りました。

最後に先生からのお礼の言葉で終了です。
先生曰く、まさか自分が東大教授になるとは考えていなかった。東大教授のイメージは、一人静かな研究室でパイプでもくゆらせ、英語の論文でも書いている高貴なイメージだったが、現実は仕事に忙殺される超多忙な有り様で、ギャップが大きすぎる、とのご意見。
先生の毎日を側で見ている学生達一同は大爆笑でした。


ヤギモク 遠藤