第19回静岡県クラシックギターフェスティバル

先週の土曜日に、静岡県のクラッシックギター愛好者が集まり、恒例の演奏会を開きました。

会場は例によって、静岡市清水区のおしるこ喫茶「船橋舎」の2階です。

私にとって年末の恒例行事となったこの会への参加は、すでに十数回にもなります。
友人の杉山さんが主催するこの演奏会は、何度出演しても慣れない、まさに道場の様な場所なのです。

今年は独奏18人、重奏4組の出演者により、なんと37曲が演奏されました。
時間は途中に2度の休憩を挟み3部構成で5時間近く掛かります。
まさに忍耐の場所ですね。



みんなの指ならしも例年通りです。演奏会に突入すると、観客席から直接ステージに上がるため直前の練習が出来ません。
少しでも指と弦の触れ合う感触を指先にしみこませようと、みな懸命です。

午後1時からの本番が始まり、演奏会は1部から2部へと続きます。
開演から3時間ほどで私の番になりました。


今年の演目は、バッハの無伴奏バイオリンパルティータ2番のアルマンドです。
このパルティータ2番は5曲の構成ですが、最後にシャコンヌがついていることで有名な曲です。
なんと3部では、そのシャコンヌを弾く人もいて、短いアルマンドだけではちょっと気恥ずかしい感じでしたが、人は人、自分は自分と割り切って頑張りました。
シャコンヌは長い曲なので、暗譜が苦手な私にとって、人前で弾くのは無理ですね。途中で忘れてしまいます。(笑)

と言っても、観客の多くがギター奏者という過酷な環境の中、それなりにミスも連発で、まあこんなもんか? と言った出来でした。


パンフルートやアルパのグループもゲスト出演し、演奏会は盛況の中、無事終了です。

最後にみんなで、これも恒例の記念撮影です。


司会者は今年もSBSラジオのキャスター杉本未希さんでした。
出演者を和ませようとユーモアを効かせた出演者紹介は、緊張で極限状態の演奏者にはとても助かるものでした。
終了後の打ち上げでは、来年も司会で頑張りますと抱負を語っていました。


昨年の様子です。
http://d.hatena.ne.jp/aldy/20111220/1324360532


ヤギモク 遠藤