五月祭前日

恒例の五月祭もいよいよ今日からです。そこで展示用フォリーの製作が昨日ありました。
授業の一環で行われるこのフォリー製作には毎年かなりのハードスケジュールで準備をします。五月祭前日の組み立て作業は全員参加で行うのですが、パーツ類はすべて事前に製作するのです。

8時半集合で、組み立ての段取り説明からスタートです。私は朝5起きで行ったのですが到着が8時45分。そしてそのまま作業に突入。帰宅は夜中でした。

この怒濤のような一日を振り返ります。

製作するフォリーは3体+小オブジェ数個です。まずは2台のリヤカーで7号館の木工室からパーツ類を設置場所の3号館前まで運びます。リヤカーがあると物を運ぶのに大変助かります。(私的にはリヤカーはまだ死語ではありませんね)


私が担当したのは村上さんデザインの合板嵌合のフォリーの組み立てですが、そのためにはまず不陸のある地面に平らな基礎を造る必要があります。稲山先生と辻川さん私の3人で杉の2X4材を使って台輪部分を造りました。その上に皆でフォリーを乗せていきます。合板嵌合で造ったリングを16セット乗せるのです。オリジナル案では8セットだったのに、一体誰が倍の数にしたんだと愚痴りながら作業は進みます。(笑)

オリジナルの模型


最初の3セット目辺りまでは試行錯誤の連続です。この辺が一番大変です。


皆、それぞれの持ち場を決め懸命に作業します。



今回のフォリーは五月祭終了後に青山へ移設して2週間ほど展示するため雨だれのシミが付かないように一番上部のパーツに液状ガラスを塗ります。

これはリンちゃんが担当。台湾大学の王先生の研究室出身の留学生です。


3時のおやつを藤枝さんが差し入れてくれたので、皆でちょっと小休止。


徐々に連結が長くなるフォリー


蒲池さんデザインの木材嵌合フォリーのチームです。


形状がとても複雑で組み立てが難航しています。


最後にフォリー内の通路部分と階段を取り付けて終わりです。
結局合板フォリーは夕方6時頃完成しました。カメラの電池切れのためせっかくの完成写真が撮れず残念。

その後、宗さんのフォリー製作を皆でお手伝い。

9時まで作業しましたが、蒲池さんチームのフォリーは残念ながら未完の状態で展示する事になりました。
それでも結構おもしろい形になりました。

最後に全員で記念撮影し解散です。
本当に疲れました。

今日、私は全身筋肉痛です。(涙)

これらのフォリーは31日に分解して、今度は青山のGallery5610に搬入です。