長期優良住宅先導的モデルの採択決定

先ほど国交省よりメールが届き、ヤギモクの長期優良住宅先導的モデルが採択を受けたことを知りました。
これは3月5日〜4月9日の公募期間に募集が有った国による補助事業です。
3月末頃は、この申請書類の作成でとてもいそがしい状態でした。
当社は今回で2度目の採択ですが、毎回ハードルが高くなるのでどうなることかと心配していましたが良かったです。

今回は、戸建て新築での「木造等循環型社会形成部門」での採択です。
タイトルは「県産材EPIOS長期優良住宅仕様」

静岡県には良質な木材産地がたくさん有ります。それらの産地の木材を使用して地産地消住宅を考えました。
これは静岡県が推進するしずおか優良木材認証制度を活用します。しかし県の基準は含水率が20%以下の木材利用ですが、これは当社の目指す水準ではないため、平衡含水率により近い15%以下を基準にしました。

また、県産木材の針葉樹合板を使いますが、これも更なる高度利用をするために、森林林業研究センターで耐力試験を行い、高強度での使用をします。その結果、建築基準法より遙かに強い(1.75倍)地震力に耐えるように設計する物です。
つまり標準せん断力係数C0=0.35で許容応力度計算を行います。

更に様々な工夫を凝らして、かなりハイレベルな地産地消住宅を建設します。
その様子はまたブログで紹介していきます。