木材・環境

100℃以下の中温ドライイングセット

先週の木材新聞に面白い記事が載っていました。 「中温でも割れない乾燥」というタイトルでした。これはスギやヒノキの柱や桁などを乾燥するための技術革新の記事です。 岡山県林業研究所と院庄林業、静岡県島田市にある大井川製作所の3者で100℃以下の中…

フォレスト西川

一昨日の木材新聞に「プレカットの匠」として協同組合フォレスト西川さんの記事が載っていました。埼玉県飯能市に有るこのプレカット工場は、私が通っている東大の木質材料学研究室の博士課程の同級生、大河原章吉さんが理事長を務めている工場です。地元の…

新潟地域型住宅協議会発足

先日の木材新聞に新潟での地域型住宅への取り組みの記事が載っていました。 そこには、川上から川下までが連携して地域の良さを生かした「ネイティブハウス」を提供していく、とありました。 地域材を使った、地域のための住宅造りを目指すこの試みは、今年…

ポータブル原木材積測定システム

本日の木材新聞に大分県の瀬戸製材さんの記事が載っていました。 この「ポータブル原木材積測定システム」は瀬戸製材さんの社長の瀬戸享一郎さんがずっと開発を進めて来た新技術です。瀬戸さんは私が通う東大の木質材料学研究室の一年先輩で、修士課程の授業…

静岡県産材住宅の助成金 その2

現在静岡県議会が開催中です。 2月17日に開会され、代表質問、一般質問が2月25日まで、その後常任委員会が3月初旬に行われ3月10日に閉会になります。 私たち木材関係者が感心を持っている23年度の静岡県産木材住宅への助成金も今回の議会で決定…

国交省「木造計画・建築基準」の委員会

国土交通省の官庁営繕部では公共建築物に関する木造の基準作りが行われています。 これは昨年5月末に公布され10月より施行された「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき国交省営繕部で委員会が設けられ年度末を目処に昨年の7月から…

静岡県産材流通会議

先日ヤギモク本社会議室に於いて、県産材を使った当社物件の為の物流会議がありました。 静岡県は良質な桧、杉の産地です。それぞれの川筋には古くからの植林が有り、特に戦後植えられた木が伐期を迎えています。これらの地元の木材資源を活用することは地域…

静岡県産材住宅の助成金

1月19日の読売新聞静岡版に平成23年度の県産木材の助成金に関する記事が載っていました。 この助成事業は「しずおか優良木材の家総合支援事業」として22年度まで実施されてきたものです。 実は昨年、今流行りの「事業仕訳」の対象としてあげられ、廃…

公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律

今月10月1日より「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行されました。この法律は5月19日に成立し、同26日に公布されました。6ヶ月以内の施行ですが、なるべく早く施行されるように努力するとしていた物で、その通り10月1日…

森林・林業再生プラン コンクリート社会から木の社会へ

先月7月15日に林野庁から森林・林業再生プランの中間とりまとめが発表されました。 昨年12月に検討委員会がスタートしたこのプランは5つの委員会を同時に動かしています。 農学部の井上雅文准教授が、その内のひとつ「国産材の加工・流通・利用検討委…

ヤギモク住まいるフェスタ in キコラ

昨日、本日の二日間、掛川市倉真のヤギモク銘木逸品市場 キコラで「ヤギモク住まいるフェスタ in キコラ」が開催中です。 キコラとは、木質素材、特に美しい銘木類を住空間に取り入れることにより、暮らしの楽しさ、豊かさを実感して貰いたいとのコンセプト…

長期優良住宅先導的モデルの採択決定

先ほど国交省よりメールが届き、ヤギモクの長期優良住宅先導的モデルが採択を受けたことを知りました。 これは3月5日〜4月9日の公募期間に募集が有った国による補助事業です。 3月末頃は、この申請書類の作成でとてもいそがしい状態でした。 当社は今回…

静岡県 森林・林業研究センター

今日は浜松市にある、森林・林業研究センターに行ってきました。4月から計画している共同研究の打合せです。以前も共同での研究はやっていましたが、ちょっと久し振りです。ここは以前、静岡県林業技術センターと呼ばれていました。実験棟には島津製作所製…

樹木の呼吸量推定の手法

本日の日刊木材新聞に「樹木の呼吸量の推定手法開発」という記事が載っていました。 森林総合研究所が発表したこの手法を使うと、森林の炭素貯留量の正確な推定をする事が可能とのこと。 昨年お邪魔した時の森林総研の試験棟 これは熱帯雨林からシベリアまで…