修士論文発表会

昨日修士論文の発表会が開催されました。
これは修士課程の卒業を目指す学生が自分の書いた論文を発表する行事です。
毎年一月末に行われるこの発表会には、農学科学研究科・生物材料科学専攻の各教授、准教授が一同に会して発表を聞きます。今回は木造建築コース6名が論文発表を行いました。

修士論文自体は発表中に会場内を回され目を通します。
私の論文です。64ページでしたが量より中身で勝負です(笑)

また、要旨集も事前に作成されており会場で皆に配られます。

私の論文の要旨です。A42ページという制約の中、要点のみを詰め込んだ文章です。

研究内容は「構造用合板を使った高強度構面の開発と応用の研究」というタイトルで、面材耐力壁の高度利用について研究の成果を発表しました。昨年12月に木質構造研究会で発表した内容の進化系です。

発表はパワーポイントを使って20分行い、質疑応答が10分間です。
実は前日に研究室で指導教員の稲山先生に練習を見てもらい、ダメ出しをされ、夜なべして訂正した内容でした。

発表者は事前にこのようなチェックを受けるのですが、同級生の中にはダメ出しの後徹夜で修正してきた人もいました。発表者全員、この1か月というもの、厳しい追い上げで何とかゴールにたどり着こうともがいてきました。
そのゴールがこの発表なのです。当然今年は全員がお正月などありませんでした。(涙)
練習では各教授からどのような質問が出そうか、想定質疑も行い本番に備えます。
私の発表では答えに窮するような質問は無く、無事終了しました。

休憩時間の雰囲気です。

終了後、研究室で安藤教授からねぎらいの言葉をいただいた後、せっかくの論文ですからもう少し完成度を上げてください、と提出した論文を全員戻されました。実はそんなに甘くは無いのです。(涙)

このたまったストレスを発散するべく、大学の近くのいつもの飲み屋で打ち上げでした。

極度の緊張から解放され、楽しい時間をすごしました。


ヤギモク 遠藤