林業機械化センターその3 研修棟
これも、梁間方向耐力壁+桁行方向多層多スパンラーメンとなっている。集成材は杉を使用。
木造トラスのジョイントには合板パネルを使用。
柱梁の接合です。
屋根トラスの様子
屋根のスパンはトラスを用いることで組みやすいのですが床は困ります。
そこでこの建物では、厚さ33㎜のLVLを使い、スパン9メートルの床面をストレススキンパネルを採用しています。
この様な事はアイデアとしては誰もが考えますが、ほんとにやることは希です。
屋根トラスの下弦材が繋いでありました。
生徒: 先生、この下弦材は繋いでありますがいいんですか?
先生: えー、この部分は長さが足りなかったんですねぇ。・・・ 一同爆笑
杉製材の背割り部分をしゃくり、中に引っ張りに抵抗するため合板などが入っている様です。
側面の屋根荷重を受ける合成梁は合板のトラスになっています。おちゃめですね。
ヤギモク 遠藤