耐力壁ジャパンカップ2011いよいよ本番 その1

10月8日〜10日に掛けて、3日間に渡る「耐力壁オタク」の祭典「第14回木造耐力壁ジャパンカップ」が開催されました。今年の会場は富士宮にある日本建築専門学校です。我が「静大・ヤギモクチーム」としては地元の大会であるため良い結果を上げなければなりません。

大会は全16チームによりトーナメント制で行われます。まず予選が2日間行われ、8チームに絞られます。最終日には本戦が有り、すべての結果が決まります。我がチームは予選2日目の9日からの出場なので、8日は静大で最終の組み立て練習を行いました。

そして翌9日の朝に現地入りです。

到着後すぐに持ち込む素材の計量と加工量の測定とチェックが有ります。
前回は重量制限200㎏以下(その内金物は3㎏以下)が参加条件でしたが、今回のルール改正で、重量の制限から環境負荷を金額換算して算定した値が25000円以下という基準になりました。同時に加工点数のチェックが有るため、到着そうそうビスを打つ場所にマークを書き込みます。このマーク1箇所が30円に換算されますが事前に付けておいた方が組み立て時のトラブルを回避するため有効との判断で、計量直前に会場で付けました。また、ビスの下穴も安全の為に開けました。

そして組み立て手順の打合せです。

計量が終わりいよいよ組み立て時間の計測です。
壁が重い為、安全を考慮して人数制限一杯の5人で臨みます。
人数算定は60歳以上と女性が半分としてカウントされます。


事前に打ち合わせした通り、各自の持ち場を施工します。
補強ビスを打ち終わり、土台と足固めを取り付けた後、全員で壁を立ち上げます。

桁を取り付けます。


最後は全員でビスを締めます。

会場を掃き清めた後、1箇所に集合して両手を挙げてレフリーに合図を送り終了します。

時間は26分でした。
完成した「板壁2号」の前で記念撮影です。

何とかここまでは順調に来ました。
この後、対戦相手を決めるくじ引きをおこない2日目の予選が始まります。


ヤギモク 遠藤