スマートエネルギーWeek 2013

先週、東京ビックサイトで開催された「スマートエネルギーWeek2013」を見学してきました。

これは下記の8つの展示会を同時開催する年に一度の大イベントです。
  国際太陽電池展、
  太陽光発電システム施工展、
  エコハウス&エコビルディングEXPO、
  国際風力発電展、
  スマートグリッドEXPO、
  バッテリージャパン、
  国際水素・燃料電池
  加工技術展


なんと開催規模は東京ドームのグラウンドの6.2倍の広さで、展示会とは別に様々なセミナーなども開催されていました。
今回の見学の目的は、全体のトレンドを確認することでしたので、色々な分野の技術を一度に見ることが出来て大変勉強になりました。

スマートハウスの展示では、HEMSの進化形がいくつも展示されていました。
住宅での使用エネルギーを常に意識できる点では各社とも大差ない状況でしたが、少しずつ工夫がなされており、それぞれの特徴を競い合う様子が見えました。

水道のじゃぐちごとに水の使用量が判る装置も加え、家全体のあらゆる資源の使用状況がモニター可能なシステムもありました。
本当に必要なのかどうか疑問を感じる点もありますね。

20年以上前、家中の電気、水道、ガスなどの使用状況が判ると省エネになると考え、電気設備展などに行くと、簡易な積算電力計や水道メーターに付ける流量計を探し回ったことを思い出しました。
それが現実の商品になるなんてその当時は考えもしませんでした。(笑)


ソーラーパネルの分野では、取り付けの省力化でおもしろいアイデアがいくつも見られました。

旭化成のブースでは、水耕栽培の新商品が展示され、つい説明に聞き入ってしまいました。

どのブースの担当者も真剣です。
1月に行ったミュンヘンのバウメッセでは各ブースごとにバーカウンターなどが有り、下心見え見えの接客態度でしたが、ここ東京ではアルコールなども出さず、やはり日本の展示会は真面目だと感じました。ブースの大きさはさておき、ヨーロッパの展示会と比較しても、内容自体はけして劣っている物ではありません。
加工技術展では、多くの中小企業が出展しており、それぞれの自慢の世界一?の技術を披露していました。
これは大変よい刺激になりました。
何かの分野で世界一を目指すことは、小さな企業にとってとても大切なことですね。

ヤギモクも得意分野を磨き世界一を目指します。

ヤギモク 遠藤