第63回日本木材学会2013 岩手大会

今年の木材学会は岩手県盛岡市にある岩手大学で行われました。
初めての盛岡に、初めての東北新幹線に乗って行ったのですが、静岡から盛岡までずっとノートパソコンと格闘し続けでした。
直前まで実験をやっていたため、発表内容を作り込むのがなんと前日になってしまったのです。
あまりにもあわてていたため、東京から盛岡まで間違ってグランクラスというチケットを買ってしまいました。
中はこんな感じでした。

チケットがばかに高いなと思いましたが、結局その席しか無かったため仕方ありません。
キャビンアテンダントのおねえさん達から食事や飲み物サービスがあり、もっと余裕のある時に乗るべきだと痛感しました。(涙)
車内はとても快適だったため、盛岡に付くまでにそれなりに作業もはかどり、夜の稲山先生の前での発表練習に間に合うかもしれません・・・

ホテルに着いて先生の前でしどろもどろのプレゼンのあと、翌日の午前9時45分の発表まで最後の追い込みです。
翌日朝、岩手大学のキャンパスはところどころ雪も残り風情ある景色でしたが、じっくり見ている暇などありません。


発表の部屋に着くと、あっという間に私の順番が回ってきます。
ほぼ徹夜でつくったパワーポイントでしたが、何とか無事発表は終了です。(汗)
私の発表内容は、高耐力な合板耐力壁を構築するための基礎試験でした。
大会初日の発表は余裕がなくてつらいですが、早々と終了したため、気持ちはとても楽になりました。
ホテルの近くの焼き肉屋さんでみんなで飲んだマッコリが美味しかったです。実はこれまで「プチ禁酒」状態でした。(笑)

翌日は駅前の岩手市民文化ホールでポスター発表があり、見に行きました。

大会の2日目はポスター発表のみなので、会場には多くの研究者が押しかけ熱気があふれていました。
それぞれのポスターの内容に質問して回るのですが、これが結構楽しいのですね。

3日目には同じ研究室の仲間の発表が有り、全部の予定が無事終了しました。
私は毎年同じような状況から抜け出ていませんが、今度こそもっと良い発表をしようと心に決めて会場を後にするのです。

昨年の札幌での木材学会の様子です。
http://d.hatena.ne.jp/aldy/20120320



ヤギモク 遠藤