東大五月祭のコンペ

先日、東大五月祭で展示するためのオブジェを決定するためのコンペが開かれました。オブジェ制作は5年前から行われているイベントで、すでに学祭には欠かせないアイテムになりました。これまで「新建築」という建築雑誌に記事が掲載されてきました。

どんなオブジェを造るのかは毎年コンペで決定されます。今年も木質材料学研究室を中心に25点の応募があり、コンペ参加者と関係者による投票が行われました。私が在籍する木造建築コースでは必修科目で有るため単位にも影響します。

5号館105教室で25点の作品が並べられ、稲山先生の進行で投票が進められました。投票は、予選、準決勝、決勝と3回行われ、3点の作品が選ばれました。(昨年は2点でした)

私の応募した作品は4位入賞でした。もう少し票が伸びれば実際のオブジェ制作でしたので残念です。しかし、これまた毎年の事ですが、コンペに選ばれると、選ばれた本人には実際のオブジェ制作のため、大変な苦労が有るのです。そのため、実は少しホッとしています。今年は五月祭の後で南青山の「Gallery5610」で引き続き「東大木質材料学研究室展」が有るため、そちらへも展示物を移動しなければなりません。また青山での展示に全員のコンペ模型を展示することになり模型の再提出が有ります。

1位の作品 角材を嵌合(かんごう)させた折板によるアーチ

2位の作品 合板を嵌合させたトンネル

3位の作品 木材とポリカーボネートのコラボ

4位の私の作品 HPシェル構造


その他の作品紹介

投票風景