研究・研修

建築士定期講習

一昨日、締め切りが近くなってきた「建築士定期講習」に参加してきました。 これは「構造計算書偽造事件」以後、建築士法が改正され、設計事務所所属の建築士に3年ごとの定期講習が義務づけられた事により3月末までに初回の受講が義務づけられていたもので…

ユニバーサルデザイン・工芸研究会 23年度第四回講習会

先週、静岡県工業技術研究所で平成23年度最後の講習会が開催されました。UD・工芸研究会では昨年夏から、わが社の製品に人間工学を生かそう〜「6ヶ月実戦マラソン」と題して半年間にわたり、日本人間工学会の全面支援を受けて、学会の先生方に研究会の会員…

国土政策フォーラムin焼津 津波防災まちづくり

昨夜、焼津市大井川文化会館で国土交通省と焼津市の共同開催によるフォーラムが開催されました。 6時開始でしたが渋滞で10分ほど遅れて到着したらすでに駐車場は満車でした。 係員に頼み何とか車を置かせてもらい会場に入ると配付資料はすべて配布済みで…

第五回社内デザインコンペ

先日第五回社内デザインコンペが開催されました。 これは前期より実施しているPDCA活動のひとつです。 ヤギモクでは、設計担当とインテリアコーディネーター担当がすべての住宅に付いて、それぞれの建物で工夫を凝らしたデザインを展開しています。 これ…

静岡県ユニバーサルデザイン・工芸研究会の講習会

先週14日、今年度第3回目の研究会が開催されました。 この勉強会は静岡県工業技術研究所のユニバーサルデザイン科と工芸科に関係の深い企業約50社が集まり合同で開催している会です。 今回の講習は「木のネイチャーテクノロジー」と題して横浜国立大学…

年間暖冷房負荷計算の社内勉強会 その2

先ほど実施計画課における今月2回目の勉強会を開きました。 テーマは前回に続き「年間暖冷房負荷計算」です。まずは前回の復習から、建物外皮の断熱性能(熱貫流率)を計算する際に必要な知識です。 壁体などの「1次元熱流の仮定」による熱抵抗の直列和と…

年間暖冷房負荷計算の社内勉強会

先週より住宅の温熱計算の勉強会を始めました。 現在の長期優良住宅基準では、温熱性能は1999年の次世代省エネルギー基準を満たす事が必要であり、そのための検証方法として以下が有ります。1「仕様規定による検証」 それぞれの部位の断熱材の種類と性能が…

UD・工芸研究会の講習会

先日、静岡県工業技術研究所に於いて今年度第二回目の「UD・工芸研究会」が開催されました。 この研究会は、静岡県工業技術研究所のユニバーサルデザイン科と工芸科の活動内容に関連する有志企業約50社が集まり研究会を定期開催しているものです。今回の講習…

静大生のインターンシップ

静大農学部からインターンの学生さんが来ました。 日程は1週間です。 毎年この時期に静大から学生を受け入れてきましたが、今年は男性一名でした。 大学は違いますが同じ農学部なので親近感が湧きますね。 名前は太田君です。専門は接着です。 テーマは毎年…

UD工芸研究会バス見学会・その3

2日目の見学は飛騨産業さんとトヨタ自動車さんです。まずは飛騨産業さんのショールームを見学しました。 エントランスには年代物の椅子が置いてありました。 この椅子は建築関係者なら誰でも知ってるトーネットの代表作「214:コンサムスツール」です。 …

UD工芸研究会バス見学会・その2

さて、飛騨・世界文化センターの次はいよいよ工場見学です。 見学先は柏木工さんです。工場入り口にはライオンのオブジェがお出迎えです。 まずはレシーバーを付けて案内の山本さんの後に付いて行きます。 見学コースは素材から始まり、出荷待ち製品のストッ…

日本建築学会2011

今年の建築学会は東京での開催となりました。場所は早稲田大学、日程は8月23日〜25日でした。 早稲田大学に行くのは何と37年ぶりです。この間にいくつもの校舎が新しくなり、キャンパスも以前にも増して美しかったです。私が通う東大農学部と比べると…

東大での実験

先週20日から23日まで農学部5号館地下にある実験室にこもり実験を行いました。 私が修士課程の時から研究している木造住宅用高強度面材耐力壁の合板接合部分のせん断実験です。オートグラフを使ったこの実験にはこれまで、静岡県工業技術研究所、静岡大…

静岡県ユニバーサルデザイン・工芸研究会 23年度総会と研究会の開催

昨日静岡県工業技術研究所に於いて平成23年度UD・工芸研究会の総会が開催されました。 今年の総会では予算の繰り越し金の中から、「東日本大震災」に対する義援金と、日本人間工学会と会員企業との間で、人間工学に基づく商品開発などを支援する為の予算…

社内研修会

今日の午前中、掛川支店で新商品リリースのための説明会を開きました。 新商品はEPIOS LL, AXIS LLです。 LLとはLong Lifeの略で、ヤギモクがこれまで国土交通省の先導的モデルの採択を受けてきたエッセンスを旧来の商品に組み込み、他とはひと味違った長期…

せん断試験

先日オートグラフを使ったせん断試験をやりました。 木造住宅の外周部に貼る合板をイメージした物です。 柱を母材として、それに面材の合板を釘で打ち付け、一面せん断のデータを取る試験です。今回は取り付け治具を工夫して、終局は引張りになる試験です。 …

柱脚接合部の試験その3

本日、静岡県工業技術研究所で行ってきた柱脚の接合部試験がすべて終了しました。 長い時間が掛かった試験でした。 試験をしていただいた工芸科の赤堀さん、佐野さんには本当に感謝です。この接合部試験の試験方法は、昔やっていた単調加力だけの単純な試験…

設計・ICの社内競技

先日、設計とインテリアコーディネーターによるデザインコラボレーションを競い合う社内競技が行われました。 これは今年度のPDCAの一環として四半期に一度開催されているものです。 各支店での意匠的コラボの成果をプレゼンテーションし合います。 今回は全…

柱脚接合部の試験その2

前回行ったHSP-100を使った試験では、土台、柱にそれぞれドリフトピン1本づつでしたが、次はそれぞれ2本づつのHSP-190です。 この接合金物は14キロニュートン程度の短期許容耐力となっています。これです 桧の土台に2本のドリフトピンで接合されるため…

柱脚接合部の試験その1

先週から静岡県工業技術研究所の実験棟で柱脚接合部の引き抜き力試験をやっています。これは、木造住宅の土台と柱、梁と柱など、柱の足元の引き抜き耐力を測定する試験です。 この結果から得られた短期許容耐力を使用してヤギモクの木造住宅の構造計算を行い…

Journal of Timber Engineering 100

本日、私の手元に木質構造研究会の100号記念特集号が届きました。30年前の1981年に創設された「木質構造研究会」は今年で30周年を迎えます。 そして、その機関誌である「Journal of Timber Engineering」もこの3月号で100号となりました。 こ…

設計ミーティング

昨日設計課のミーティングが開かれました。 今回の最重要課題は、地震に強い家づくりの為の構造設計指針の再確認と今後の方針の説明です。 これまでヤギモクは地震に強い建物を造るため、実験による様々な構造的な工夫と、全棟の許容応力度計算を実行してき…

静岡県工業技術研究所平成23年度研究発表会

本日、工業技術研究所で今年度の研究発表会が開催されました。 これは年に一度開かれる催しで、研究所全体の活動内容を一人1件を15分間でプレゼンテーションするものです。 全部で35もの発表が行われました。 会場は二つあり、私はA会場の方へ行きまし…

日本木材学会大会

先週の3月18日から20日まで、京都大学農学部において日本木材学会の第61回大会が開催されました。 毎年開催されるこの大会は、多くのシンポジューム、研究発表、関連研究会、ワークショップ、トークセッションなどが開かれます。私が3日間通ったのは…

社内デザイン競技その2

昨日、設計とインテリアコーディネーターのコラボレーションによるデザイン競技が行われました。これは3ヶ月に一度、日頃の現場でのコラボや工夫を合同ミーティングの中でプレゼンテーションをして競い合うものです。 ヤギモクでは契約後、まずオーナー様と…

静岡県産材流通会議

先日ヤギモク本社会議室に於いて、県産材を使った当社物件の為の物流会議がありました。 静岡県は良質な桧、杉の産地です。それぞれの川筋には古くからの植林が有り、特に戦後植えられた木が伐期を迎えています。これらの地元の木材資源を活用することは地域…

静岡県UD・工芸研究会 講習会:品質管理の基礎と応用

昨日午後、静岡市駿河区のグランシップ12階の会議室に於いて、静岡県工業技術研究所 UD・工芸研究会の第4回講習会が開催されました。 今回は「品質管理の基礎と応用を体験する」と題して、首都大学東京 産業技術大学院大学の越水重臣准教授をお招きし、2…

UD・工芸研究会

昨日静岡県工業技術研究所の「ユニバーサルデザイン・工芸研究会」の第3回講習会が静岡市内で開かれました。年内最後の講習会なので、終了後には研究会の忘年会も合わせておこないました。 今回は、「流通からみた産地しずおかの将来像を探る」と題して、2…

木質構造研究会の発表

先週、東大農学部弥生講堂で第14回木質構造研究会の技術発表会が開催されました。 私は長年聴講者として参加してきましたが、今回は初めて発表者として参加しました。この木質構造研究会は1981年に杉山英男先生の提案で発足し、すでに29年になります…

UD・工芸研究会のバス見学会

昨日、静岡県工業技術研究所のUD・工芸研究会が年に一度開催するバス見学会が有りました。 この企画はすでに10年以上続いていて、この研究会のメインイベントです。 日頃は講師を招いて勉強会をしているのですが、この見学会は研究会のメンバーが各メーカー…